Surface Laptopという薄型パソコンが販売されていますが、これに初期から搭載している
OSはWindows10Sといって普通のWindows10ではありません。
今回はWindows10Sはどういったものなのか、Windows10SからWindows10Proに変える方法を説明します。
Windows10Sとは
Microsoftが販売している新型パソコンSurface Laptopに初めて搭載された新しいOSがWindows10Sです。
Windows10SとはMicrosoftが承認しているアプリのみインストールできるようなシステムになっており、
いわば一部の機能を制限して、セキュリティを向上させたのがWindows10Sなのです。
このWindows10Sのターゲットは教育機関向け、学生向けとなるので
使用用途がofficeというあなたにはオススメです。
Windows10Sの問題点
Windows10Sは一部機能を制限しているためセキュリティーは強固です。
ですが、制限されている機能が3つあります。
①検索エンジンがBingのみ
②規定のブラウザがEdgeのみ
③Windowsストアアプリしか開くことができない
①は検索エンジンがBingのみとはYahooやGoogleでの検索が行えないと言うことです。
人工知能のAI、SiriやWindowsのパソコンを新品で購入して時はBingが検索エンジンとなっていますが
今までYahooやGoogleで慣れてきたあなたにとっては使いにくいです。
②の規定ブラウザがEdgeのみとはInternetExplorerが使用できないと言うこと
画像で説明すれば左が使用できなくて、右が使用できます。
③はセキュリティー向上のための機能で、Excel・WordはMicrosoft社の製品なのでインストールできますが、
GoogleChromやウイルスバスターやノートンなどのセキュリティソフトはインストールできません。
Windows10SからWindows10Proへの切り替え方法
ではSurface Laptopを購入したけどもWindows10Sが使いにくいと言う方に
今ならWindows10SからWindows10Proに変更できるのでその仕方を説明します。
まずWindowsの画面左下にある「スタート」ボタンを開いて「設定」アイコンをクリックし、
設定メニューで「更新とセキュリティ」を選択してください。
そしてライセンス認証をクリックし、ストアに移動を選択する。これでWindows 10 Proへアップグレードのページが開きます。
下のようなページ開きます。(こちらは英語版のページですが似たような表示が出ます)
無償アップグレードのインストールボタンをクリックすると、インストールが始まりますが、
アップグレードを行う前に、データのバックアップを忘れずに行ってください。