Javaで同じ名前のメソッドを使う、定義することをオーバーロードと言います。
しかし同じ名前のメソッドを使うにはある条件を満たさなければなりません。
使い方やオーバーロードが使える条件を解説します。
同じ名前のメソッドを複数定義する
同じ名前のメソッドを複数定義するにはある条件があります。
それは
・仮引数/仮引数の数/並び順
・データ型
が異なれば同じ名前のメソッドを複数定義できます。
では実際にオーバーロードします。
データ型を異なるものにする
public class Test {
public static int w(int c ,int j){
return c + j;
}
public static double w(double c ,double j){
return c + j;
}
public static long w(long c ,long j){
return c + j;
}
public static void main(String[] args) {
System.out.print(w(1, 2));
System.out.print(w(4, 5));
System.out.print(w(8, 9));
}
}
実行すると
3
9
17
となります。
仮引数の数は同じでしたが、データ型を変えたことによって
エラーは出ず評価されました。
仮引数の数を変える
public class Test {
public static int w(int c ,int j){
return c + j;
}
public static int w(int c ,int j, int x){
return c + j + x;
}
public static void main(String[] args) {
System.out.print(w (1, 2));
System.out.print(w (4, 5, 6));
}
}
実行すると
3
15
となります。
今回は引数の数を変えたので
エラーが出ずに評価されました。
まとめ
オーバーロードの使い方や条件を簡単に解説しました。
引数やデータ型を変えればオーバーロードはできると覚えておきましょう。
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