Javaには形が決まっている命令文があります。
例えばSystem.out.print();
これは()内の値や文字列等を表示させる命令文です。
このように流れの決まっている命令文は他にもあります。
形が決まっているので機能を知っていれば
当てはめて使うだけなのでとってもスムーズに
ソースコードを理解できるようになります。
・System.out.print(); またはSystem.out.println();
・int 変数名 = Math.max (仮引数1, 仮引数2);
・int 変数名 = Integer.parseInt(仮引数);
・int 変数名 = new java.until.Rndom() .nextInt(整数);
・String input = new java.util.Scanner ( System.in ) . nextLine ();
またはString input = new java.util.Scanner ( System.in ) . nextInt ();
形の決まっている命令の定型文
System.out.print(); またはSystem.out.println();
このSystem.out.print(); またはSystem.out.println();は
どちらも()内の値や変数、文字列などを実行結果に表示してくれます。
2つの違いを次の実行例で見ていきます。
public class Test {
public static void main (String[] args) {
String name = “フォロワー増えて”
System.out.print(name);
System.out.println();
System.out.println(“ツイッター”);
}
を実行すると
ツ
イ
ッ
タ
ー
フォロワー増えて
となります。
printlnの場合は()内が改行されて表示されます。
printは()が改行されずに表示されます。
またSystem.out.println();のみの場合は実行結果で改行だけされます。
int 変数名 = Math.max (仮引数1, 仮引数2);
int 変数名 = Math.max (仮引数1, 仮引数2);は
仮引数1、仮引数2の値が大きい方がint後の変数名に代入されます。
命令の実行結果を見ていきます。
public class Test {
public static void main (String[] args) {
int a = 7;
int b = 2;
int x = Math.max (a, b);
System.out.print(“大きい方は” + x);
}
実行します。
7
と表示されます。
int x = Math.max (a, b);を実引数にするとint x = Math.max (7, 2);
大きい値の方が選ばれるのでxに代入されるのは「7」
したがって最後のSystem.out.print();で出力されるのは
「7」になります。
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int 変数名 = Integer.parseInt(仮引数);
例えばString book = “20”;という変数宣言があった場合
この「20」は数字ではなく文字列の「20」なので
演算ができません。
それを演算ができる「20」にするのが、この命令の定型文です。
int型の整数に変換されます。
実際に使ってみます。
public class Test {
public static void main (String[] args) {
String book = 20;
Integer.parseInt(book);
System.out.print(“本は” + (book – 1) + “冊です。”);
}
実行すると
本は19冊です。
と表示されます。
bookに代入されている値が文字列ではなく整数に変わり
演算ができるのでbook – 1が成り立ちます。
int 変数名 = new java.until.Rndom() .nextInt(整数);
これはnextInt()の()内に整数を入れることで
0以上で()内の整数を含まないそれ以下の整数がランダムでint後の変数名に代入されます。
実際に使ってみます。
public class Test {
public static void main (String[] args) {
int fortune = new java.until.Rndom() .nextInt(10);
System.out.print(fortune);
}
実行してみます。
5
と表示されます。
nextInt()の()内には10が入力されているので
1〜9がランダムで変数名xに代入されます。
したがって今回はランダムで5が表示されました。
実行するたびにランダムで表示されます。
String input = new java.util.Scanner ( System.in ) . nextLine ();
またはString input = new java.util.Scanner ( System.in ) . nextInt ();
これはどちらもキーボードからの入力を受ける命令文になります。
nextLine ()が1行の文字列、
nextInt ()が1つの整数を受けます。
実際に使って見ます。
public class Test {
public static void main (String[] args) {
System.out.print(“睡眠時間は?”);
String input = new java.util.Scanner ( System.in ) . nextInt ();
System.out.print(“気分はどうすか?”);
String input = new java.util.Scanner ( System.in ) . nextLine ();
}
実行すると
睡眠時間は?
6 ←キーボードから1つの数字を入力
気分はどうですか?
もっと寝たい ←キーボードから1行の文字列を入力
と表示されます。
実行結果を表示したのちに入力して
その結果がそのまま表示されます。
まとめ
命令の定型文を覚えておけばそれを手掛かりにスムーズにソースコードを読み解けます。
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