Javaで演算を行うときに知っててほしいことを解説します。
解説するキーワードは
「演算子」「オペランド」「リテラル」「評価」「優先順位」「結合規則」です。
では解説していきます。
Javaで演算をする上で知っててほしいこと
「演算子」「オペランド」「リテラル」
「演算子」とは「+」や「*」のことです。
オペランドとは「 a + b * 7」という式があった場合、
式の中の「a」「b」「7」がオペランドになります。
式の中の「+」「*」が演算子です。
リテラルとはソースコードの中にある数字や文字列などの「値」のことを指します。
例えば
「int age = 20」というソースコードがあれば
「20」というのがリテラルになります。
そしてこのリテラルは上記の式でいう「int」のようなデータ型を持っています。
データ型?というあなたはこちらを見てください。
「評価」「優先順位」
Javaで式の計算処理することを式の評価と呼びます。
Javaでは計算=評価ということです。
そして普段の計算式とは違い
左から評価していくわけではなく独特の優先順位が存在します。
例えば
「 5 + 7 * 2 」は「 7 * 2 」が先に評価され、
のちに「5」と評価されます。これは普段と変わりません。
「 (5 + 7) * 2」は「 5 + 7 」が先に評価され、
のちに「2」と評価されます。
では特殊な優先順位が
「 a = age = 20 」という式があった場合は
先に「 age = 20 」が評価されます。
ageに20が代入され、
のちにaにageが代入されます。
結果aが20に代入されることになります。
このように「=」演算子の場合は
右から左に評価されるのです。
演算子によって評価する方向が決められます。
これを結合規則と呼びます。
まとめ
自分だけでJavaをするのであればいいですが、
誰かとJavaプログラムを組むのであれば
用語を覚えていましょう。
エラーを説明するときされるときに大事になってきます。
この記事が良かったというあなたは
ツイッターのフォローと当サイトのお気に入りをお願いします!