あなたはピッチ(PHS)という通信端末を知っていますか?
私もお客さんに
「スマートフォンかガラケーどちらを使ってますか?」
とお聴きしたところ。
「ピッチをつかってるよ!」といわれ、
ピッチ?ピッチってなに?
と聞いたことない通信端末の名称がでてきました。
スマートフォンでもなくガラケーでもない、ブラックベリーでもない、
通信端末があることを私はそのときまで知りませんでした。
そんな目線からピッチという通信端末がなんなのか、携帯電話と何が違うのかをお話しします。
ピッチとは?
PHSという「Personal(個人の) Handy-phone(ハンディフォン) System(システム)」の
頭文字をとった単語をキャッチーな名前にしたのがピッチです。
PHSとは?
個人で持ち歩くことのできる電話のことをいいます。
ポケベルがPHSの一種です。
そうなると持ち歩くことのできる携帯、携帯電話とはなにが違うの?
携帯電話とピッチ(PHS)の違い
携帯電話とピッチ(PHS)は
・通信方法
・値段
に違いがあります。
携帯電話は強い電波を使って広範囲に電波を届け、いろんな人と通話可能にする通信方法ですが、
PHSは一般的な電話回線から専用アンテナを使って、半径500mくらいに電波を出すといった狭い範囲で通信する方法といったように違いがあります。
値段はガラケーいわば携帯電話が主流の時代では
携帯電話は高額な商品でした。
しかしピッチ(PHS)は携帯電話よりも比較的安価で当時の若者でも入手しやすいものでもありました。
大きさも現代でいうモバイルルーターほどの大きさでありオシャレともてはやされたそうです。
最近ではどうしてピッチ(PHS)の名前を聞かないの?
ピッチ(PHS)を聞いたことがないのはなんで?
ピッチ(PHS)がサービスを開始したのは1995年7月1日で
流行ったのはいまからなんと20年以上も前だからです。
最近ではピッチ(PHS)のサービスが終了する風潮になっています。
ドコモは、2005年4月30日に新たな契約を終了し2008年1月7日にサービスを終了しました。
またソフトバンクも2018年3月31日に契約受付を終了、2020年7月末にサービス終了を決定しました。
なのでもうPHSを手にすることは限りなく難しいでしょう。
まとめ
時代の流れははやく通信端末の進化のスピードは計り知れません。
20年前にはPHSが15年前には携帯が、10年前からはスマートフォンが、
今ではスマートウォッチ、メガネ型の端末まで開発されています。
いつかスマートフォンもPHSのように幕を下ろすときが来るのでしょう。
時代の流れには順応するしかないのです。