ITパスポートとは国が認める国家資格
取得することにより就活において強みになります。
ITパスポートとは?と思ったあなたこちらにITパスポートが何なのかを書いてます。
ぜひあなたのキャリアにしてください。
さてITパスポートのことがわかったところで、
ITパスポートの中でストラテジ系に分類される項目の2つ目「在庫管理」についてわかりやすくコツとともに解説していきます。
1. 在庫管理
ITパスポートにおいて「在庫管理」の問題は簡単な計算問題ばかりです。
部品展開
1つ例題を解いてみましょう。これはITパスポート平成21年度春の問題です。
1個の製品Aは3個の部品Bと2個の部品Cで構成されています。とある期間の生産計画において、製品Aの需要量が10個であるとき、部品Bの正味所要量(総所要量から引当可能在庫を差し引いたもの)は何個か。ここで、部品Bの在庫残りが5個あり、他の在庫残、仕掛残、注文残、引当残などは考えないものとします。
総所要量とは全部の個数です。引当可能在庫というのはすでにある在庫のことです。
正味所要量とは全部の個数からすでにある在庫を引いたことを言います。
この問題のポイントは製品Aを1個作るには部品Bが3個と部品Cが2個必要ということです。
製品Aが10個必要となると、、
部品Bは10個×3=30個、部品Cは10個×2=20個で製品Aを10個作ることができます。
部品Bの総所要量は30個になります。
しかし部品Bがすでに5個あるので総容量30個から在庫の5個を引けば25個になります。
この問題の答えは25個になります。
この問題は在庫管理の中の部品展開という項目に分類される問題でした。
部品展開に関しては方式などはないので簡単ですが、次の問題は少し難しいです。
定期発注法
定期発注法の公式は「発注量=(発注サイクル+調達期間)の需要量+安全在庫−現在在庫−発注残」となります。
まずは解いてみましょう。この問題はITパスポート平成21年度秋の問題です。
一定期間ごとに最適量を発注する方法を定期発注方式という。この定期発注方式で購買品を調達するにあたり、発注サイクルを10日、納品リードタイムを5日、1日の平均消費量を50個、安全在庫量を30個とした場合、今回の発注量はいくらか。ここで、発注は、発注日の消費終了後に行うものとし、今回の発注時点での在庫量は300個で、発注残はないものとする。
たくさん用語が書いてあるので見ていきましょう。
発注サイクルとは発注間隔のことで何日おきに商品を発注するという意味です。
納品リードタイムとは調達期間のことで発注してから何日で届くのかを表しています。
平均消費量とは需要量のことで、安全在庫とは常に在庫は何個あるかという意味です。
用語に意味がわかればあとは公式に当てはめるだけ。
発注量=(発注サイクル+調達期間)の需要量+安全在庫−現在在庫−発注残
発注量=(10日 +5日 )×50個 +30個 −300個 −0個
となるので発注量は480個になります。
この定期発注法は扱う品物の単価がある程度高く、数も多くない場合に用いる方法です。
ITパスポートの試験では頻出度は低めですが出題されないわけではありません。
まとめ
また発注法の見分け方は、、
「定期発注法」は発注量は決まっている
「定量発注法」は発注期間は決まっている
「2ビン法」発注量は変わらないです。
ITパスポートの計算問題は単語の意味を理解していれば解くのにそこまで難しく考える必要はありません。
理解して、もし出題されても解けるようにしていきましょう。
そのために練習問題は解いて解いて解きまくってください。
その練習問題を解きまくるのに持ってこいなのはこれです!
イッキ! にわかる ITパスポート テキスト&問題演習 平成30年度 新品価格 |
またITパスポートの中でストラテジ系に分類される項目の1つ目「企業活動」を知りたいあなたはこちらへどうぞ。